始まってた
気が付けば今年も正倉院展が始まっていた。
今年は第59回目との事。
正倉院展には学生時代に一回だけ行った事がある。
入館するのに行列・入館しても行列。
とにかく混んでた。でも展示物は素晴しかった!
私が一番好きになったのは教科書とかで有名な琵琶。
もっとも、今の教科書とかに載ってるかは知りません。
私の時代にはあったんだけどね。
検索したら正しくは螺鈿紫檀五絃琵琶というらしい。
ラクダに乗った人が表面に螺鈿で描かれているもので、
写真を見ればピンと来る人も結構いるのでは。
写真では表面しか見た事なかったけど
展示されている琵琶の背面を見て驚いた。
一面に見事な螺鈿細工で花の模様が描かれていた。
あまりに綺麗でしばらく目が離せなかった。泣きそうになった。
ちなみに東京国立博物館で法隆寺の灌頂幡を見た時も
泣きそうになった。というか泣いた。
傍から見たら怪しい人だろうけど、感動しちゃったんだから
しょうがない。
あんまり博物館とか美術館に興味がない人も
実際に行って見ると意外に琴線にビリビリ来ちゃったり
するかもしれない。
またあの感動が味わいたくて、毎年行きたいと思いつつも
なかなか予定が立てられずに断念している。
いつになったら見に行けるんだろう。
グダグダしてるうちに今年も終わってしまうんだろうなぁ。
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