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September 2010

September 07, 2010

現実逃避

毎日毎日暑くてダラダラでバテバテで。

もう我慢ならないから来週上高地に歩きに行ってきます。
本当は泊りがけでどっか登りに行きたいけど時間もないし
横尾まで往復くらいが関の山だろうけど楽しみ。

でも帰るとまた現実がまってるんだよな~

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September 03, 2010

登ってよかった山

私と友人は車がないので通常は東京近郊日帰り山行。
自分で単独行する時もまた然り。だって運転怖い。

そんな近場で一番よかったのは今のところ金時山。
大涌谷、芦ノ湖といった箱根のメイン観光地も山道から
見れるし、何と言っても頂上からの富士山が綺麗!
茶店もあるから買い食いに困らないし。

おまけに下山後には温泉が待っている。

それに足を延ばせばプチ縦走気分も味わえる。
通販番組みたいな褒め言葉の羅列だけど、一つだけ
怖いことがある。それは蜂!

どこの山でも蜂ぐらいいるだろうけど、去年一人で
フラフラ歩いて刺された身としてはどうにも怖くて。

季節は9月頭、ちょうど今頃。

そもそも登り始める前、公時神社コースの駐車場を
横切った際に、蜂に刺されたから帰ると電話していた
おじさんがいた。それを横目に山頂まで行って帰って
あと少しで神社の脇!といった地点で蜂がブンブン。
前方の人が注意してくれたのでゆっくり刺激しないように
歩いたのにも関わらず、脇の下と横腹を刺された。

ご近所の人に病院の場所を聞き歩いて病院へ。
院内に入ると何人か登山姿の人がいる。
みんな蜂にやられて急きょ病院に直行みたいだった。
頭を刺された人がいて、お話を伺うと私が刺された
場所に近いところで刺されたそうで、気の毒だった。

幸い私は軽傷で済んだけど他の方々はどうだったろうか。
後日、刺された箇所が痒くて痛くて悶えまくった。
ちなみに刺したと思しきはアシナガバチ。

改めて、登山は自然の中に分け入る事だと痛感した。
当然のことなのにね。
基本を忘れないよう、帰って本読みなおしたのも
まあいい思い出。

金時山に関わらず、夏場から秋にかけては蜂にご注意!
ちょっと涼しくなったら懲りずにまた富士山を見に
金時山に登ろうと思う。次は明神も行ってみたい!

ブログネタ: 登ってよかった山を教えて!参加数拍手

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September 02, 2010

燕~常念行ってきた 三日目

三日目 8月10日 晴れのち曇り ちょっと雨

朝ごはんを食べるため4時半起床。出発は6時予定。
しかし私は先に起きて、日の出を見るためにカメラ持って外へ。
まだ外は夜の暗さ。ヘッデンの明かりが常念を登って行くのが見える。
遠く、槍の方でも明かりが見えた。小屋かな??
Imgp0065 日の出見えた!綺麗すぎ!気付けば周りに人が沢山。
槍の穂先が朝焼けに染まる。
Imgp0060Imgp0067 景色を見てこんなに感動したのはいつ以来だろうか。
書いてたらまた行きたくなってきた。たまらない。
屋根の赤、空の青、遠くの山々、ああ帰りたくない。
Imgp0083
日が昇り、出発!時刻は6時半。なぜいつも30分遅い…。
一の沢まではひたすら下る。
最終水場に出るまでは九十九折の下り。
水を汲んで飲んだら冷たくて美味しかった。まさに甘露。
難所と言われる(らしい)胸突き八丁に突入。
Imgp0091 蜀の桟道はもっとハードなんだろうなとか思いながら通過。
足元がぬかるんでいなければ、ゆっくり通過すれば問題ない。
登りは…けっこうきついだろうな~。

Imgp0092

何度も橋を渡ったりしつつ高度を下げていく。
思っていたよりも長く感じる。そしてトイレにいきたくなる。
根性で我慢。心の中では前を歩く友人に早く歩けと念じていた。
樹林帯の中を歩いているので距離感がよくわからない。
ひたすら黙々と下り続ける。
ここでも昨日のパーティーに追い抜かれる。

友人とピリピリした関係になりながらも山の神に到着。
ここまで無事に来れた事を感謝してお参り。

登山口にやっと到着。トイレに駆け込む。ぼっとんには慣れた。
トイレの扉に「猿が入るからドア閉めて」みたいな紙が!
自然はんぱない。

常念小屋からタクシーをお願いしてあったんだけど、遅めに
設定した予約時間よりもさらに遅かったため心配されていた。
本当に申し訳ありませんでした。

温泉に寄ってから穂高駅まで戻り、鈍行で帰ってきた。
松本での乗り換え時に、友人が今まで見た事がない
機敏な動きでボックスシートをゲットしてくれた。GJGJ!

駅弁を買って食べながら反省会。
きつい事言ってごめんねとお互い謝ってスッキリ。
また秋にどっか行こうね!でも 時 間 は 守 れ 。

歩いてるとあんな辛いのに帰りにはまた行きたくなる不思議。
来年は体力つけてもうちょい長い旅をしたい。

ここまで読んでくれた奇特な人が万が一いたら、有難うございました!

※三週間以上経過して記憶も少しあいまいになってます。
 山に行かれる方はこんなブログを参考にしちゃいやんです。
 下調べは正確にしっかりとしてくださいね!
 まあ参考にする人なんかいないだろうけど。

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燕~常念行ってきた 二日目

二日目 8月9日 晴れのち曇り。ちょっと雨

朝4時半、起床。出発予定は5時。
今日は大天井岳を経由して常念小屋までの予定。
昨日のタイムオーバーを考慮しての出発時間。
朝食は弁当にしてもらった。

5時っていったのに、結局は5時半出発。
友人の時間の考えの緩さをどうやったら治せるのか(;ω;)

まだ肌寒い中を歩き始める。
景色が素晴らしい。素晴らしすぎて足を踏み外しそうになった;
黙々と歩いて蛙(けえろ)岩を通過。暗くてよくわからんね。
Imgp0014 時折、景色に見とれてストップ。山裾からガスがわいている。
風呂に入れなくても、息が切れて辛くなっても、こういう景色が
あるから山歩きは楽しくてやめられない。
どこから撮ったか失念↓
Imgp0018 縦走路がはっきりと見える↓
Imgp0020
大下りですれ違った高校生の集団の若さを憎む。
アップダウンを繰り返して大天井に近づいていく。
左側が切れ落ちたような箇所もあったけど、問題なく進む。

唯一の鎖場・切通し岩も人が少なく余裕で通過。
混雑してたら順番待ちが大変だろうなー。
槍への分岐点で大天井側に折れる。ここからが噂の登り。

レポとかすれ違った人から結構きついと言われていたので
覚悟はしていたけど、確かに辛かった。
距離も、傾斜も特筆するような所ではないと思うんだけど、
なんでかもの凄い疲れる、息が切れる。

なんとか登り切って大天荘到着。10時…。
お分かりいただけだろうか、我々の遅さを。

ここでお弁当を食べる。中身はおこわのおにぎり。
美味しかった!お腹にたまって力もでた。やっぱ米だ。

気を取り直して常念小屋に出発。
どっかの解説で「ゆるやかな下りメインの縦走路」って
書いてあったので油断していた。確かに急なアップダウンは
そんなにない。ただ、やけに長く感じる。
段々と雲が多くなっていく。と思ったら雨降りキタ━━(`Д´)━━!!
急いで雨具装着!そしたら止んだ!コンチクショウ!

面倒くさいし、またいつ降るかわからないので雨具のまま歩く。
相変わらずどこで撮ったか忘れた↓
Imgp0025
この道程で前後して歩いてた某千○県から来たパーティーの
方々、皆さんがいたおかげで雨やガスの中でもヘタレ二人は
不安にならなかったです。ありがとう!
長野から来たご夫婦、地図まともに読めなくてごめんなさい。
全然知らない人と話が弾むのは山中での醍醐味。大好きだ。

途中、トラバースして肩にでた所から左側のガレ場を通過する
箇所があったけれど、ガスが出てたせいか一瞬道を
見失って怖かった。
たまたま結構前を歩いていた親子連れが
遠くに見えたので方向はわかったけれど、あの時にかいた
一瞬の冷汗は山では絶対に経験したくない事の一つだ。

もう一個(確か)トラバースしたら常念小屋の赤い屋根が
下のほうに見えた。これで一安心。
急な下りを過ぎ、樹林帯を抜けたらぽっかりと広い場所。
常念乗越・常念小屋にようやく到着。時刻は15時過ぎ。
お分かりいただjけた(ry

小屋の前のテーブルで前述のご夫婦が休んでいて
声をかけてくれた。明日は朝から常念山頂をめざし、
その後は我々と同じ一の沢ルートで下山するとの事。
ちなみにこのご夫婦は我々よりも一時間半前に小屋に
着いたそうです…。泣きたいよ。

部屋は10人部屋。隅っこゲット!
同室の女性パーティーは蝶ガ岳から来たらしい。
そんでもって明日は槍方面に向かうんだそうだ。
みんなエネルギッシュで凄いね。今この山域にいる
人々の中で、我々二人は一番遅くて体力ないんじゃないかと
自己嫌悪にしばし陥った。しかし夕飯はうまかった。

明日はもう下山。あっという間だ。

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燕~常念行ってきた 一日目

8月7日~10日、北ア・燕から常念小屋まで縦走してきた。
三週間以上前ですよ。ほったらかしにしてましたよ。
正確に言うと山頂は踏んでないけどね。バテバテで。

三週間以上経過して記憶も少しあいまいになってます。
 山に行かれる方はこんなブログを参考にしちゃいやんです。
 下調べはしっかりと正確にしてくださいね
( ^ω^ )

同行者はいつもの山友一人。ていうか一人しか山友いない!!

8月7日の夜、新宿から中房温泉行のバスに乗る。
乗車率ほぼ100%。全然寝れなかった。
8日朝6時くらいに中房温泉到着。フラフラだけど装備を整える。
天気は薄曇り。んー温泉の匂いがする。

Imgp0001 既に頭をもたげ始めた怠け心を押し殺して歩く準備&朝食。
朝6時半、中房温泉から合戦尾根に出発!

「北アルプス三大急登」と呼ばれる合戦尾根。
登山口から九十九折りの登りが続く。
相変わらず遅いので後ろからどんどん追い越される。
眼下に小さくなっていく中房温泉の屋根を眺めながら登る。

登山口から合戦小屋までは4つのベンチを経由する。
超、大幅に時間オーバーしてやっと小屋に到着。
名物のスイカを食べる人が沢山いる。
それを横目にカルピスウオーターを購入。愛してるよカルピス。

一休みして歩き出す。合戦の頭までひいこらいいながら登る。
ここを過ぎればあとは比較的楽。あくまで比較的
Imgp0003_2

頭から一つ目か二つ目の小ピークを過ぎる時にオコジョ発見!
小さい!かわいい!でもウナギイヌを連想した。

やっとこさ燕山荘到着。何時間掛ったかは流石に言えない。
みんな本当に地図のタイムで歩いてるのか?かなり凹む。
Imgp0004_2

山荘は人は少なくなかったけどギュウギュウではなく、快適。
新館だったけど押入れの棚に寝るみたいな感じが新鮮だった。
どっかのメーカーと共同開発したという寝袋みたいな布団が
かなり気に入った。あれ、売ってくれないのかな。
下界の夜景と満点の星が見たかったのにガスで不発終了。

夕飯はボリューム満点でおいしかった。山のご飯はうまい!
名物のホルンを聞かずに早々に寝る準備。明日は4時半起き。

同じ部屋になった他の二人はどちらも単独行だった。
一人は我々と逆のコースで常念から中房まで行くとのこと。
もう一人はバスが一緒だった人で、一人で東鎌尾根を越え
槍まで行くそうな。私もいつかは単独で遠くまで行きたい。

疲れているのに眠れない。まんじりともせずに起床時間…。

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